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薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第1章 冗談じゃない!!


弟子1「お嬢様!」

弟子2「お嬢様お待ち下さい!」

萩「嫌よ!何で待たなきゃ行けないのよ!!」

私は今全速力で走って弟子たちから逃げている。

弟子1「師範が戻って来いとおっしゃてます。」

弟子2「そうですよ、帰ってちゃんとお見合いしましょうよ」

(冗談じゃない、何で私がお見合いなんかしなきゃ行けないのよ!)

萩「あーもー、それにしてもこのカッコは走りずらいー」

それも其の筈今萩は着物を着て走っている。少し前の事である・・・師範である父に

父「たまには一緒に外で食事でもどうだ?折角だから懐石料理なんかどうだ?」

父の言葉に疑う事無く

萩「うん良いよ行こう!!」

こう返事をした。
父は喜んで微笑む

父「それじゃあ着物を用意させよう、当日はそれを着て来てくれるか?」

萩は(何で着物着なくちゃいけないのかな?)と思いつつも

萩「うん分かった楽しみにしてるね!」

そしてついた先には父と見知らぬ男性が座っていた・・・しかもかなりのイケメンだ

(このイケメンは一体何者!!かっこいいんだけど、っ言うか何でここにいるの?!)


???「こんにちは萩さん」

萩「どうして私の名前を知っているんですか?」

父「こちらは私の友達の息子で名前は大輔君だ」

大輔「はじめまして、長門 大輔です。」

大輔は笑顔で挨拶をして萩を見た

大輔(思っていたよりも可愛いな)

父「騙して済まないが実は今日は萩お前にお見合いをして貰いたい」

萩「え!何で?」

父「大輔君はお前に負けず劣らず強いぞ!」

萩「そうじゃなくて何で私がお見合いしなきゃいけないのよ!?」

父「母さんも心配してるんだぞ、18歳にもなって彼氏も作らずに剣術、柔術、体術ばかりして・・・どうだ大輔君なら強いしとりあえず付き合ってみなさい」

萩「はぁ!冗談じゃない彼氏ぐらい自分で作れるわよ!!」

それまで黙って2人の話を聞いていた大輔が

大輔「僕じゃだめですか?」

大輔はにっこり微笑んだ。その笑顔を見て萩は固まってしまった。
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