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ONE PIECE 〜only story〜

第12章 頂上戦争



「どったの?」

「スカーレットか。最後の映像電伝虫が見つからんようだ」

あれま…。
それじゃあ作戦に移ることが出来ないね。

「ちょっと待ってて」

目を閉じてギロギロの実を発動させる。

爆煙やら何やらで視界がかなり悪いんだけど見つけれるかな?

すると、一か所で奇妙な集団がいるのを見つけた。

見た感じ脱獄者達と赤っ鼻が1人。

手には映像電伝虫がいた。

「見つけたよ。あの変な赤っ鼻の集団が持ってる」

私はその集団の方に指をさした。

「そうか、すまない」

センゴクはすぐさま海兵に視線を向け回収に向かわせた。

「いいよ、じゃあ私は戻るね」

その時私の目に入ってきたのは、傘下の船長のスクアードによって腹部を刺された白ひげの姿だった。

「…え?」

何?え?これも作戦?

一同が唖然となっていた。

1番隊のマルコが急いでスクアードを問い詰めたがマルコに見向きもしないで白ひげに問う。

“白ひげ海賊団とエースは必ず助かる”と確約されていると。

けど、私は知っている。
白ひげがそんなことをする人じゃないことぐらい。

が、スクアードの言葉によって白ひげ海賊団主に傘下の海賊達に困惑が生まれた。

スクアードはまだ問い続ける。
傘下の海賊団の船長43名の首を売りそれと引き換えにエースの命を買ったのだと。

私は後ろにいたエースを見た。

エース本人は話を聞いて驚いていた。

傘下の海賊達も信じられないのか白ひげに問いかける。

私だって信じられないもん。

センゴクはクザンに映像電伝虫を凍らせるように指示を出した。

「包囲壁作動」

センゴクが着々と作戦を進めているのを見るとおそらくスクアードの裏切りもセンゴクの作戦。

この様子だと知らされていないのは私だけ。

「ちっ、胸糞悪い」

私に知らせてなかったからじゃない、白ひげ達の絆を利用するような形が嫌だった。

その間、スクアードはなんとか落ち着いたようだ。

一方白ひげは周りにあった氷の壁を能力でこわして退路を与えていた。

「俺とともに来るものは命を捨てて付いて来い!」

その言葉に傘下を含む白ひげ海賊団は応え、白ひげは船から降りてきた。

「かまえろ!暴れだすぞ!世界最強の男が!!」


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