第12章 頂上戦争
ガープなんか麦わらのルフィの姿を確認して目が飛び出しちゃってるんだもん。
センゴクはセンゴクで
「ガープ!また貴様の家族だぞ!」
と雷を落とし、
「ルフィ〜!!」
とガープは頭を抱えてしまった。
それにしてもだよ
「面子がやばすぎでしょ」
革命軍に七武海にルーキー、名のある海賊達。
「あれってやっぱりインペルダウンの脱獄者達だよね?」
やれやれ、問題しか起こせないのかな?
あの様子じゃ全員がエースの救出目的じゃなさそうだし。
そう思っているとクロコダイルが白ひげに仕掛けた。
「あ、やっぱり…」
するとすぐさま麦わらが対応した。
理由はエースが白ひげを気にっているからなんだってさ。
単純というか兄貴思いというか…
「てゆーか、今度は麦わらと白ひげの口論になってない?」
怖いもの無しなんだね。
それとも度胸が据わってるのかな?
「海賊王になるのは俺だぁぁ!」
…うん。
内容はわかんないけれどそれだけはしっかりとマリンフォード全体に広まったよ。
海兵も海賊もみーんな顔を青くしちゃった。
お?
白ひげが笑った…?
「うーん、この距離じゃ何も聞こえない!」
なんかよくわかんないけれど纏まったみたいだね。
麦わらは先に戦場に降り立って海兵と戦い始める。
「ふーん、成長してるじゃん」
前にあったのはエニエス・ロビーとその後ガープに無理やり連れて行かれたウォーターセブンの時だね。
まぁ、その時と比べて何にも成長してなかったらなんなんだってなるんだけど。
「それにしても、バーソロミュー・くまによって仲間とバラバラになったっていうのは本当だったんだね、おつるさん」
「ま、七武海のことなんざあんまり信用してないけどね」
「相変わらず厳しいことで」
再び麦わらの方へ視線を向けると大勢の海兵とまだ戦っていた。
それと同時に海賊達の動きが変わる。
これも、麦わらの影響なのかそれともセンゴクの作戦通りに事が進んでいるのか。
「どっちもどっちかな?」
ただ、麦わらが来た事によってか遺族達の流れが変わった事は確か。
ほんと、面白い男だね、麦わらのルフィ。
必死に広場へと向かってくるがボルサリーノやバーソロミュー・くまと交戦中か。