第2章 始まりの日
むしゃむしゃもぐもぐ
私は自室に引きこもった。
何故って?まぁコビーの件もあるんだけど1番は『お菓子を食べたかった』から。
「さて、どうしようかな…?」
このまま本部にいたらまたいつ呼び出されるかわかんないし…。
「よし!決めた!」
私は置いてきた2人のところへと戻った。
「スザクー、コビー」
スザクはどうやら私が言った通り基本から教えているようだった。
「どうしたんですか?あなたがこんな短時間で戻ってくるなんて」
珍しいものでも見たかのように目を開いてびっくりしたような顔をしているスザク。
何気に失礼な奴だな。
「今から本部を出る。準備をして」
そう言うだけ言って私は部屋に再び戻る。
後ろから「えー!!!」「そう言うことは早く行ってくださいっ!」なんて聞こえた気がしたが無視をした。