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【おそ松さん】色松恋物語(BL長編)
第6章 運動会
俺達の元に戻ってきたカラ松は兄弟達とわいわい話した後に一番後ろにいた俺のもとにやってくる。
そして肩を組んで耳元で囁いた。
「俺と言ってくれるよな、一松?」
この低い声に俺は弱い。
俯いて小さく返事をした。
「俺なんかでいいなら・・・」
今日は大分寿命を縮めたと思う。
心臓をどれだけ鳴らしたか・・・
燃えないゴミのこの俺が幸せを感じた分の代償だと思えば安いものかもしれないななんて思って卑屈な笑いを浮かべた。
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