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【おそ松さん】色松恋物語(BL長編)

第4章 二人のカタチ




俺の何気ない一言がこいつを興奮させていく。
それもまた嬉しいと思っている自分に戸惑った。

カラ松が指の動きを激しくしたかと思うとほどなくして更に穴を広げられる。
圧迫感に生理的に涙が溢れる。
カラ松の手元を見るとネチョネチョと動く指が二本に増えている。


怖いと思う。


なのに下半身から電気が走るような刺激がジンジンと俺を襲う。

「ふぁっ、はぁ・・・あああん!」
「感じ始めたみたいだな・・・一松、俺ももう限界だすまない」
「あ、はぁ・・・カラま、つ」

俺は顔の前で握りしめていた服を手放し俺の太ももを抱えるカラ松の手を掴んだ。

「入れて・・・いいよ」

カラ松の瞳に鋭い光が宿った。
ガバッと俺は担がれ、ソファーに放り投げられた。
反論する間もなくソファーの肘掛け側から腰を持って手繰り寄せられる。
俺の下半身は肘掛けの上に乗る形になる。
そして俺の足を割ってカラ松がギンギンの自身を宛がった。


「は!?え・・・何なのそれ!」
俺は宛がわれたそれを見て目を見開いた。

毎日のように銭湯で兄弟のモノを見てきた。
皆六つ子だけあって大差なかったはず。
俺の視線を追ってカラ松が言う。

「あぁ、今日は緊張しているせいか本領発揮できていない・・・すまない」
と言って顔を赤らめている。

「いや、いやいやいやいやいや!お前コレで100%じゃないの!?何この敗北感!ってか、入らないから!!」

膨張率に格差があったとは知らなかった。
俺は恐怖からカラ松の中心に蹴りを入れようとした。

「無理だっあっち行け!!」
「っと、危ないじゃないかいちまぁ~つ」
しかし、俺の足は止められてしまう。
力もこいつにはとても敵わなかった。

そして抵抗も虚しくゆっくりと腰を進められる。
指とは比べ物にならない圧迫感に力が入る。

「ぐっ・・・いち、まつ・・・力を抜いてくれっ千切れるっ!!」
「っるさぃ・・・勝手に千切れて、ろ、はぁっはぁはぁ」
「一松、ゆっくりだ・・・ゆっくり呼吸をするんだ」

カラ松が指を絡めてぎゅっと手を握ってくれる。
俺は安心してゆっくり呼吸をする。
するとすーっとカラ松が俺に収まった。
そしてゆっくり律動が始まった。




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