With Live Planet _この星で生きる_
第6章 平和は終わる
Sidora systemに似た敵は爆弾では追いつかず、すでに100体近くはこちらに迫ってくる。
とにかく連射して数を稼がなきゃ…
2丁拳銃を構えて、自分に1番近い敵を見いだし撃つのを繰り返す。
ロボットを撃てば爆発して、周りのロボットも巻き込まれ次々と爆発する。
あまり自分でやらなくても良いと言う反面、とにかく赤い塩酸が飛び散る。
すでに交わしきれずに軍服の所々が焦げたり、悪い所は穴が空いて肌が火傷している。
倒しても倒しても、宇宙船から敵が来てキリがない。
あれを打ち倒すには弓矢に爆弾を付けたいな。
「補強班、こちらアマテラスです。
弓に付けられる大きい爆弾くれますか?」
私は銃を撃ちながら、スマホに聞こえるように言うとすぐに了承の返事が返ってきた。
爆弾が来る前にこの大量の敵を大まかに倒しておきたいので、私は長剣に取り替えて私の周りを片付ける。
「アテラス、爆弾、なにに使うの?」
スマホから聞こえる爆発音とガブリエルさんの声。
「私の真上にある宇宙船撃ち墜とします」
「名案だね、全部撃ち墜としちゃって」
周りを片付け終えた私は50mほど離れたガブリエルさんを見ると、真上に宇宙船が3つもある。
あっちが優先かな…と、考えているとドローンに似たロボットが大量の爆弾を私の元へと届けてくれた。
1つは一応少し遠いい敵辺りに投げつけておいて、すぐに弓矢に爆弾を取り付けた。
「ガブリエルさん、行きます」
私は矢を放つと同時に言うと矢はちゃんと宇宙船に当たり、真上で大爆発を起こした。
中にはまだ大量のロボットがいたようで塩酸が雨のように降る。
それでも次々と宇宙船を堕として行き、
最後に自分の近くの宇宙船を堕とすと
やはり雨のように降った塩酸の影響を受けた。
何分経ったか、いや何時間かもしれない
中で何千体も倒した。
「ラファエルだ、こちらの担当していた隊は全滅。他の人と合流します」
そんな中でいち早く終わらせたのはラーファさんだった。