With Live Planet _この星で生きる_
第5章 最怖の相手
スプーンを握り、一口。
「んんん〜〜っ!美味しいっ!」
スープカレーのあっさりした口当たりと反した濃厚な風味が味わえた。
「ですよね、私達はここによく来るんです」
他の人達も美味しそうに食べている。
私達は食べながら誰か星民に人気だなど
雑談を交わしながら食事を終えた。
「さて、次は服屋に行きますよ。
アテラスさんの服はすくないのて洗濯が大変でしょう?」
「あ、はい!もう少し服欲しいです」
そう言うと、私を連れて行ってくれたのは可愛らしい服からボーイッシュな服が揃ってるお店だった。
「欲しい服は全部買っとくんだよ?
じゃああとで迎えに来る」
そう言ってガブリエルさんは行ってしまう。
「え…?私1人…?」
私が不安に駆られているとラーファさんが補足してくれた。
「俺らも服を買いに行くんだ。
ここはレディースだろ?メンズの店に行くだけだ。…隣の」
そう言いながら、隣の店を指で指していた。
「あ、なるほど!隣か!」
「寂しがりやなんだから〜」とミカさんが私をいじってくる。
「行ってらっしゃい」と私は言って、4人の姿を見送った。
さて、服を選ぶとしよう。
動きやすいのがいいなぁー、なんて考えているとドギマギしながら店員さんが話しかけてきた。
うさ耳が生えていて、なんだか可愛らしい人だった。
「きょ、今日はどんなのをお探しで?」
「あ、えっと動きやすいものを3着ほどとパーカーとか軽く羽織れるものを2着くらい欲しいです」
私が欲しいものをピックアップしていると、後ろの方で聞いていた店員さんが即座に動き出した。
「これなんかどうでしょうか!」
そう言いながら何人もの人が何着もの服を持ってくる。
黒、白、赤、青、緑など色も形も様々だ。