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With Live Planet _この星で生きる_

第5章 最怖の相手


そのまま100mほど進むと、店の前に
人が立っていた。


「ようこそ、お待ちしてました」


恭しく頭を下げられ、なんだか私も頭を下げたくなる。

そのまま店へと入ると、華美な内装に驚いた。

オレンジ色の光がとても綺麗だ。





奥の個室へと座ると、すぐに店員が来た。


「第1級戦闘士御一行様。よくお越しにになりました。いつものメニューで宜しいですか?」


これ以上ないと言うほど丁寧な接客だ。

「はい、いつもので。よろしくお願いします」


こちらも丁寧だ。まぁ、ウリエルさんだから敬語は必需品か。

などと思っているとミカさんに話しかけられた。


「そう言えばさ、やっと俺らのこと
愛称で呼ぶようになったね!
あと、敬語あんまり使わなくなった!」


ニコニコしてミカさんが嬉しそうに言う。


「うん、ガブリエルさんに強制されたから笑」


「リエルだけ、ガブリエルさんなんですね」


そう言ってウリさんは、ガブリエルさんをいじっている。


「まぁ、とにかく。改めてよろしく。
アテラス」


ラーファさんは私に手を差し伸べてきたので両手で握り返す。


その動作を4回繰り返した所に料理が来た。


「この店のスペシャメニューです。
どうぞご堪能ください!」



そうして運ばれてきたのは美味しそうなスープカレーだった。

他にもサラダやパンなども。


「この店はスープカレーが美味しいんだよ。アースベイン1の味かな」


ミカさんが美味しそうに見つめながら私に教えてくれた。


「それでは……」


ウリさんのその言葉で私達は手を合わす。


「「「「「いただきます」」」」」
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