With Live Planet _この星で生きる_
第5章 最怖の相手
私は恥ずかしくなって顔を覆う。
きっと真っ赤になってるはずだ。
なのにすごいタイミングでウリエルさんとガブリエルさんが来る。
「お待たせしました…ってアテラスさんどうされました?」
「い、いえ、なんでもないですよ?」
私は顔を俯き気味に答える。
「リエル!さっきアテラスちゃんがね…「うわぁぁ、やめてぇぇ!///」
そんな時にミカエルさんが言おうとしたので慌てて止めた。
「なにやら、賑やかですね!」
「そうだな」
「なに2人とも見てるんですか⁉︎ミカエルさんを止めてくださいっ!」
「アテラスがリエルの事かっこいいって」
「なっ、ラファエルさん⁉︎なに言ってるんですかぁぁぁぁ!」
私の叫び声が食堂に響いた。
「ふぃ〜、おいしかったぁ」
「そうですね、それに楽しかったです」
あの後はウリエルさんにたしなめられ、
夕ご飯を大人しく食べて戻る途中である
「この後暇なら俺の部屋でお話ししよう!」
「いいですねっ!」
ラファエルさん以外に詳しい自己紹介してもらってないので好都合だ。
「お風呂はいったら、ミカエルさんの部屋行きますね!それでは、また!」
一番食堂に部屋の近い私が最初にみんなと別れる。
その他side
「ミカはアテラスさんのこと気に入ってますね」
「うん!だって強いし、可愛いし?
そういうウリちゃんだって嫌いじゃないでしょ?」
「もちろん好きですよ」
「ラーファなんてあいつのパンツ見たしな」
「あ、あれは不可抗力だっ!」
「どんなパン「青いボーダー、白いリボンッ……」
「うわー…変態だ」
「おまっ、お前が聞くからっ!!///」
ラファエルは耳まで真っ赤にして、必死に否定している。
「リエルは?」
問われた本人は真顔のまま「別に…普通」と言った。
「ふーん?ま、俺は好きだよ。恋的に」
「そーか。……はっ?恋的に⁉︎」
「私も恋的に好きです、健気で可愛らしい」
「ウリまで…」
残りの2人は双方につっこんでいる。
「ウリちゃんとは敵だな」「ですね」
2人の間にはバチバチと火花が見える。
「あー、めんどくさいことになった…」
蒼い彼がため息まじりにはいた言葉が長い廊下に溶けていった。