With Live Planet _この星で生きる_
第5章 最怖の相手
「アマテラスちゃんってさ、戦ってるとき綺麗だよね」
「そうですね、いい顔をしています」
「同感だ」
なんて話してるうちに、勝負は白熱して、戦闘士が身を前のめりにしてみてる。
ちょうどアマテラスさんがガブリエルさんを押し倒したが、2秒ほどで起きた。
「どうされました?ガブリエルさん?」
「うるさいよ、負け犬ほどよく吠えるよね?」
「負け犬ほどよく噛み付きますがねっっっ!」
彼女の拳がガブリエルに当たるが、それほどのダメージは与えられていない。
「何2人しておちょくりあってんのさ」
「もう10分経つぞ?タフだな」
「あと30秒待ちます。それで無理だったら引き分けです」
2人に聞こえるよう大声を出したので聞こえてはいるだろう。
ー30、29………14、13………5、4、3
2………
「ふんッッ!」
1…………
トスッ
0…………
「…負けました」
そう言うのは、相手の腕の中にいる人物だった。
一瞬のうちに上空に飛ぶよう攻撃を仕掛けられ、飛んだ。
そして、そのまま落下し腕の中へ。
あなたにしたら相当応える敗北なのでしょうね?