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With Live Planet _この星で生きる_

第5章 最怖の相手



残すところは剣のSidora systemだけで
楽勝だ。

銃で勝負しようと思い、ベルトから抜く。


撃つたびロボットが破壊の音を立てている。

そんな中、急にSidora systemは私から距離を取った。



なぜ?休戦?いや、人じゃないし。


私が考えていたら、目にも止まらぬような速さで何かが向かってきた。

ギリギリ見えていた私は背面跳びの容量で避け、着地をする。


後ろを見ると壁には剣が突き刺さっていた。


「……えー、それありっすか?」

なんて言いながら私は剣を抜き、へし折る。


「さてと…」


私は銃を捨て、長剣に持ち変えてSidora systemの手足を次々と斬り落とす。

あとはモニター奥にブッ刺すだけか。



昨日よりつまらなかった。

だけどつまらないなら、面白いことをすればいい。


私が動きを制止したためか、ウリエルさんが声を掛けてきた。

ウリエルさん達の方を必然的に見た瞬間
思い付いてしまった。


私は思わず笑みがこぼれる。


私は片手でSidora systemを持ち上げ、
4人の足元に乱暴に投げた。

もちろん4人の目線はSidora systemにあるなか、私は弓を構える。


そして矢を充分に引き、離した。



ードガァァァァン



「おー、成功した!」


私は弓を床に置いて、Sidora systemの方を見る。


メラメラと燃えるSidora systemの
左右に2人ずつ人がいるのが見えた。


「…アテラスちゃん、それは酷くない?」


ミカエルさんを始め、私の方へ4人が近づいてくる。
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