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With Live Planet _この星で生きる_

第4章 戦闘士訓練開始


「…あのー」


しゃ、喋った!幽霊なのか!


「アマテラスさん?」


立った!足は…ある!



「ハイテク幽霊………」



「「ブッwww」」



私の前後から吹き出た笑いが2つ。


「ごめwまさか本気にするとはw」

「ハイテク幽霊ってなんですか?w」





「えっと、ウリエルさんは幽霊?」


彼は首を左右に振り、否定する。


「ウリエルさんは死んでない?」


彼は首を前後に振り、肯定する。



「だから!俺が嘘ついたの!
この通りウリちゃんは元気だよ」



「ヨカッタァぁぁぁー!!」



私は入っていた力が抜け、腰が抜ける。

ミカエルさんに対する怒りは超えて、
もう安堵が1000倍上回っている。


「あらら、大丈夫ですか?」


ウリエルさんは私に手を貸してくれて
立つことができた。


「ごめんね、アテラスちゃん」


「アテラス?…彼女はアマテラスですよ」


「知ってるって、でも長いから」


「あー、被害者が増えましたね」


「被害ってなんだよ!」


「ウリちゃんだの、リエルだのセンスなさすぎです」


「それは言えてる!」


「アテラスちゃんまで!」


私は仕返しですとばかりに舌を出した。



「で、アテラスさんはどうされたのですか?」


ちゃっかりウリエルさんまで私をアテラスと呼んでいる。


「ぁ、ぇと…昨日はご迷惑を」



「いえいえ、それにしてもお強いのです ね」


「ありがとうございます」


「剣も銃を扱えて、Sidora systemも壊して、ついでにこの星で2番目に強いウリちゃんをあそこまでやって…」


「これは特例としか言いようがないですね」



「じゃ、申請出しとくね」


そう言ったミカエルさんは私たちに手を振り部屋を出てった。


「申請ってなんのですか?」


「昇級申請です。1級昇級おめでとうございます」



なんて感じで、昇級してしまいました。


「それと1つ謝らなければならないことがあるのです…」



「謝らなきゃいけない事?」


「はい、実は………」


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