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With Live Planet _この星で生きる_

第4章 戦闘士訓練開始


アマテラス side

パチッッ


長い眠りから覚めたように目覚めた。

なんだか目の上に星が飛んでるようなそんな感じがする。


それに体が少し痺れていて、動きづらいけど無理矢理状態を起こす。



「…ここは、私の部屋?」


私が辺りを見回すとあの部屋にいた。
薄っぺらい毛布の上で寝ていたようだ。



確かウリエルさんと闘ってそれで…



「確か殺してない。…うん、殺してない」


はず。だよね⁇


鏡の前に行くと、頬に絆創膏が貼ってあった。



「ウリエルさんに謝らなきゃ…」


私は身なりを確認しないまま、外へ飛び出した。




長い廊下を抜け、ドアがたくさんあるあの場所へ来る。


「ウリエルさんの部屋は…」


探してる内に私は1度もウリエルさんの
部屋に行ったことがないことに気づいた。


ガブリエルさんのところに行くのは嫌だし、ラファエルさんはあの一件で恥ずかしいし…


「ミカエルさんの部屋だ…「俺がどうしたの?」


「ぷぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」


独り言に返答があればそりゃあ驚く。

あまりの驚きにみっともない叫びを上げてしまった。


「ちょw何その悲鳴wチキュウジンwやばwwww」


ミカエルさんに至ってはお腹を抱えて笑っている。


「きゃ、きゃぁぁっ!」


「もう遅いからw」


叫び直してみたが効果はないようだ。



「んで?俺がどうかした⁇」


落ち着いて、ようやく本題に入る。


「ウリエルさんに会いたくて、でも部屋知らないんです」


「ウリちゃん?…彼なら





………死んだよ」



「へ?シ、ンダ?」


今なんて言った?なんて?なんて?なんて?



「そ、君が、殺した。いや、正しくは
致命傷を負わした、かな?」



そう言いながら、彼は2つ先の扉を指で指した。


私は何も考えずその扉まで全速力で走り、開けた。



「ウリエルさんっっっっ!」









「…どうされました?そんなに慌てて…」



「ーは?」



待て待て待て、状況を理解しよう。


ミカエルさんは私がウリエルさんを殺してしまって、でもウリエルさんはここにいて。




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