With Live Planet _この星で生きる_
第4章 戦闘士訓練開始
「これが転送装置!設定は俺がするからアテラスちゃんは入ってね」
私は恐る恐る真ん中の箱型機械、曰く転送装置の中へと入る。
「向こうには他のみんながいるからそこで説明を受けてねっ!
じゃあ目をつむっててね。誰かが
話しかけてきたら開けていいよっ!」
ミカエルさんさ、3、2、1、と
カウントダウンをしている。
正直怖いが、アースベインは機械の発達がすごいから大丈夫っ!
と自分に言い聞かせていた、目をつむってても分かるくらい、視界の外ではまばゆい光が放たれているみたい。
そして5秒後…
コンコンコン
「アマテラスさん、着きましたよ」
この声は…ウリエルさん?
私は確認するために目を開けると
先ほどミカエルさんがいた部屋とは違い、壁と床一面真っ白な広い部屋だ。
私の後ろに装置はないので、身体だけが転送されるみたいだ。
この光景は地球のあの荒野を思い出す。