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With Live Planet _この星で生きる_

第11章 愛は狂気に、憎しみは殺意に


その中にいつの日かリュウにもらった人形の手足や胴が見事に折れていて、原形を保っていなかった。


心臓部分にはめられていたハートの形をしていたパーツが、粉々だった。


まるで私みたいだ、傷だらけで。



これからどうしたらいいんだろう。


ワンとトューに話を聞きたいが、もう近づくことすら私には無理だ。




そう考えていると、急にメッセージが来た。


ウリさんからだっっ!


私は急いでスマホを開くと、そのメッセージの内容にひどく驚いた。



『今回の事を私たちで話し合った結果、あなたを「第3級戦闘士」に戻します。

私たちがいきなり昇格させたせいで…ということもあり大事にはしません。


今回の事を含め、しっかり反省してください。』




ということだった。

いかにも業務連絡の言葉使いが傷心の私には痛すぎる。


モニターを確認すると訓練時間まであと2時間だ。



怪我のこともあるし今日は安静にしようと思ったが、これ以上信頼をなくす訳にもいかない。


でも信頼0の私になくすものはないのかもしれない。



と思いつつ、私は痛みに耐えながら軍服に着替え移動する準備を始めた。



いくらかくらくらするものの、動けそうだ。


訓練内容を確認するとSidora systemの破壊を目指す訓練だった。


私は時間近くになったら、訓練場所へ移動した。





数十個の目が私に集まるのを耐え、少し待つとようやく訓練が始まった。



私たちが並ぶ列の前にいるウリさんたちの声が聞こえ、訓練の仕方などを説明していく。



それに従いSidora systemや武器を借りて、異次元空間にへと行く。


誰にも邪魔されない空間にいるのがなんだか落ち着いた。






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