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With Live Planet _この星で生きる_

第3章 アースベインという星は


『bar code complete』

(印刷 完了)


機械声が聞こえたので、私が起き上がろうとした時、扉が開いた。


「あ…………」

「わ…………」


私は急いでシャツを下げたが、きっと遅かっただろう。


「…青のボーダー、白いリボン」


はい、正解!…って何言ってんですか、この人っっっ!

誰も口に出せと言ってなぁぁい!!


私は無言で、ズボンを履いてくるりとラファエルさんの方を向いた。


「何も…見てませんよね⁇」


「お、おう」


「何も見えなかった、そうですよね?」


「そ、その通りです」


「よしっ!それじゃあ、ありがとうございました」


私は恥ずかしさもあったため、急いで部屋を後にした。


この星に来た途端、パンツを見られる。しかも細かいところまで見られてるという…。


なんて考えながら、ミカエルさんと会った部屋まで戻りノックをする。




失礼しますと言いながら、扉を開けると何やら考え事をしているミカエルさんがいた。


「…あっ、んとアマテラスちゃん!」


「はい、先ほどはありがとうございました。どうされました?」


「んー、ちょっとね…。さ、次は僕からの説明だね!」


机に向かっていた顔をこちらに向けた時は笑顔に戻っていた。


「アマテラスちゃんがこれから住むところに連れて行くね」


私たちは一度廊下へ出て、歩く。
行く途中にこんな話をしてくれた。



「この星では『戦』(せん)『創』(そう)『作』(さく)『命』(めい)というグループに別れているんだ。

もちろん、君は戦だ。
戦は戦闘士の事。
作は建築士や科学士、料理士の事。
命は医者や癒者の事。貴族も含む」

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