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With Live Planet _この星で生きる_

第10章 私は誰でしょうか


このおじさまはどうやら涙もろいようです…。


ミステリアスな方ではあるけど、なんだか近所にいそうなおじさまだ。


それからもガイア様は私と共に土産も転移陣で送ると言っていた。

できるだけ早い方が良いと言うことで明後日から、3日間行かせてもらうことになった。


「明後日の午前9時に、この城の門で。
アトリ村には伝達しておこう」


「ありがとうございます、それでは!」


そう言って転移陣で自室まで送ってもらった。



無事にアトリ村に行ける事になったので一安心。

私は荷物をまとめる事にした。
3日間だけなのでそこまで重装備の必要もないだろう。


私は幾らかの衣類と星民からもらった食べきれないお菓子類をバックに詰めた。


明日にでもみんなに報告しなきゃ…



そう思いながら私は今日を終えた。




翌日、この日は訓練がお休みなので朝からミカさんの部屋に集合している。

いつもと違うのはワンとトューがいる事だ。

先ほどいきなり押しかけて来て、断る間もなくこうなった。



2人はガブリエルさんに抱きつきまくり、くっつきまくり、ベタベタしまくりだ。

彼女としてはとても嫌だけど彼女らと絡むのは心身に答えるから止めておく。


「報告します!明日から3日間、アトリ村に行きます」


そんな中、私は全員にそう言うと驚かれた。


「明日ですか!いきなりですね…」


「準備は昨日終わらせて、転移陣なども済ませてますよ」


と話しているとミカさんが目を輝かせ始めた。

「なら今日は出発激励会しなきゃ!夜集合ね!買い出し行ってくね」


と言って嵐のように出て行った。


「…部屋の持ち主もいなくなった事だしお開きしますか。それではまた夜に!」


そう言って私たちは別れた。

ちなみにガブリエルさんはワンとトューから離れられなくなっていた。



まぁ、頑張ってください……。




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