With Live Planet _この星で生きる_
第9章 戦闘士補佐の問題
「ふぅ〜、お風呂はいったらウリさんのとこ行かなきゃ…!あっ、ガブリエルさんお風呂ここで入ります?」
また無防備にも僕の前で薄着になる彼女。僕は男として見られてないのだろうか。
「….ガブリエルさん?なんで入口に立ってるんですか?」
それなら、男だとわかってもらうしかないよね?
「…アテラスは僕のことが好きなんじゃないの?」
「ーへ⁉︎聞こえてたっ…///」
一歩、また一歩と彼女の方に歩みをを進める。
「なのになんで僕を見てくれないの…?僕はアテラスだけを見てるのに…」
段々と近づく度に彼女は壁へと追い詰められていく。
「僕だけを見てて欲しいのに…」
ついに後退出来なくなったアテラスに一気にぐいっと近づく。
「ガ、ガブリエルさんっ……」
僕を上目遣いで見てくるアテラスがとてもとても愛おしい。
壁に手をつき、目線を彼女に合わせる。
とても顔を真っ赤にしてのに気づく。
「好きって言ってよ?さっきみたいにさ?」
そう言いながら彼女に更に顔を近づける。少しでも動けば触れてしまいそうな距離。
「ほら、早く……」
キスしたくなる衝動をギリギリ収めながら催促すると、彼女は口を開いた。
「す…す、好きでっ、んっ……///」
こんなの我慢できるはずがなかった。
好きと聞こえた瞬間、僕を止めてたものがあっけなく壊れた。
唇を離すと、顔を真っ赤にさせて、目をとろんとさせたアテラス。
そのままお姫様抱っこして、寝かせると
彼女は少しだけ抵抗したがすぐに諦め目を閉じた。
何度かキスをした後、シャツのボタンを少し開けると真っ白な肌が現れた。
綺麗な鎖骨の下にあったバーコードをなぞると、彼女は身体をビクッとさせた。
バーコードの下あたりに、先ほどよりも強くキスをすると、じんわりと赤くなっていた。