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With Live Planet _この星で生きる_

第9章 戦闘士補佐の問題


僕達が来た時にはもうみんなが揃っていた。

すぐに会議は始まり、それぞれの意見を出していく。

先ほどの出来事もあり、僕としてはあまり信用できない。

もしSidora systemを壊しているならば戦力にはなるとは思うが、そうは思えない。

そのまま、多数決へと移り結果が出た。

結局彼女達は採用となったがまぁ、なんとかなるだろうと思う。


それで会議は終わり、楽しい晩御飯となった。


みんなでいろいろなことを話していると、ちょっといたずらを思いついた。


「ーそう言えばさ、さっきアテラス僕になんか言った?」


僕があたかも平然と偽って言うと、隣のアテラスは盛大に水を吹いた。

こういうリアクションを必ずするから、だから彼女をいじめるのは止められない。


ウリが彼女の口を拭き、正面のミカ達は爆笑しながら机を拭いている。


「えっ、あっ、ん⁉︎…と何も?」


とかなりどもりながら慌てた様子で言ってる様子はひどく面白くてお腹を抱えて笑ってしまった。




そんなこんなで僕達は部屋に戻るために
廊下を歩く。

「あっ、そうそう!アテラスさん、私の部屋にあなた宛のファンレターが2箱届いたのでお届けしますねっ!」


「あっ、取りに行きますっ!…って2箱⁉︎あのサイズが2つも!!」


テレビの放送のおかげで彼女のファンは増えるばかりなようだ。



「ねぇ、僕またアテラスの部屋行きたいんだけど…」


なんだか僕の大事なものを取られた気分となり、また甘えてみたら了承してくれた。


「えっ!俺も行きた…「ーダメですよ、ミカは書類終わってないでしょ?」


内心、ウリにナイスと言ってガッツポーズを作る。

せっかくの2人きりのチャンスを邪魔されるわけにはいかないのだ。


僕が喜んでいるとアテラスはしゅんとしたミカの頭をわしゃわしゃと撫でていた。


な、なんで他の男にもそんなに優しくするの…。

そんなことするからミカが喜んでるじゃん…。


本当にアテラスは僕が好きなのだろうか。まさか、友達としての好きだったとか…?


だんだん不安は募るなか、僕はアテラスに部屋へと招かれる。


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