• テキストサイズ

With Live Planet _この星で生きる_

第8章 アースベインの女神2


サラダをモグモグと食べていると「ブフォォォッwww」吹き出た笑いが聞こえた。


「このタイミングでレタス…ウサギだな」


クールなラーファさんでさえ、肩を震わして笑っている。

私は顔が赤くなるのを感じながら、サラダの皿をテーブルに置いてパンを口にする。


「一口が小さいあたりもウサギだよね」


ガブリエルさんの要らん指摘のせいでまたみんなが笑う。

私は大きく口を開けて、わざと大口で食べた。

思った以上に口の中にパンが入って水分を取られたのでたくさん噛まなければならなくない。


「モグモグの数が多いのもウサギですね」


ウリさんがすっごく黒い笑顔を浮かべて私を見てくる。


私は立ち上がり、4頭分に切ったフレンチトーストをそれぞれの口に放り込む。

いきなり入ったパンをモグモグと揃って口を動かしている。



「皆さんもウサギみたいです!仲間ですっ!」


私なりの抵抗すると、1番右側に座っていたミカさんを順にこう言った。


「ウサギなの認めた」

「認めたな」

「認めましたね」

「認めたね」



まったく、この人たちは…。

私は苦笑いを漏らしつつ、朝ごはんを勧めるとみんな食卓につき食べ始めた。


なんども「ウサギみたい」と言われたが
朝ごはんは好評だったのでまぁ、いいだろう。


朝ごはんの後はお昼は食堂で待ち合わせする約束をしてみんな解散した。

/ 233ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp