第2章 いつまでも消えない想い=プロローグ
もし君より好きになれる人が現れるなら
今、現れて欲しい
君を好きで居ることで辛い日々を送り傷ついて泣く毎日ならば
いっそ嫌いになりたい
君を嫌いになりたいために、忘れたいから
中学、高校を別に選んで入っても、なるべく会わないようにしても家が隣同士…
君を見かけるたびに私は思う…
『あぁ…やっぱり好きだ。そばに居たい、隣で歩きたい、君の彼女になりたい…』
会うたびに私、そう思い勝手に傷ついて、君に溺れていく
君にはあの子が居る…
私にとっても君にとっても、あの子は大事な幼馴染で大切な存在
だから、苦しい…
君とあの子と幼馴染である以上、私は『幼馴染』として君の側にいる…
ねぇ…私はいつまでも君の幼馴染でいないといけない…?
あの子じゃなく私じゃダメですか…?
もし、願いが叶うなら…君の彼女になりたい、愛されたい、側に居たい、支えたい…
ねぇ、大輝…好きだよ、君のことが大好き…私を見て…
嘘でもいいから…好きって言って私を見て…