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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第14章 MARIGOLD










【オマケ】



ディアマンテは写真を直様、印刷所に持ち込んだ。

ドフィの要望は、明日まで世界中の人間の目に止まる事。

ドフィが言う明日とは、日付けが変わる瞬間では無い。

ドフィが寝て、起きた瞬間が明日なのだ。



「背景はこれで大丈夫ですか?」

「あぁ、そのままやってくれ」

「レイアウトの文字は本当に変更で構わないのですか?」

「社長命令だ」


ドフィの発案で、写真を使う事は決まっていた。
だが、先に決まっていた文字の変更。
ここに着いた際に送られたメールを再度確かめる。


「問題無い。やってくれ」

俺の言葉に機械が動き始める。
迅速にポスターになっていく1枚の写真。

データを他国のスタッフに送信したら俺の仕事も一段落だ。
後は、明朝日の出前に他の部下がポスター張りや広告、雑誌等手配する。

出来上がったばかりのポスターを手に取る。

「ドフィ・・
案外良い線狙ってるな」

ハッキリ言って、社長と素人の女のキスシーン。
だが・・・

白い背景に浮かぶ、赤いドレス。
その足に履く肝心なハイヒールも見事綺麗に写っていた。

スーツ姿のドフラミンゴはモデル顔負けのプロポーション。
その、ドフラミンゴが顎を上げさせキスを落としている。

女の表情は突然な事だったのに驚きの顔ではなく。

言葉に出来ない程、美しかった。
まるで、愛し合ってる恋人達のキスシーン。

官能的な感情は一切感じさせない、美術作品の様な風格さえある出来だ。

なによりこのたった9文字がより強調される。





“お姫さんに愛を贈る”






fin





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