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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第11章 POOPPY












【オマケ】
side


窓から差し込む光に目を擦り、身体を起こす。
柔らかめなカーペットの上に寝ていたが、それでも身体の節々が痛い。

『・・・あれ?』

何で此処に寝てるの?
広々とした豪華な室内、あちらこちらに空のお酒の瓶やグラス お皿が転がっている。

そして、転がる5人の男達。
手元にはこれまた大量のグラスとトランプが落ちていた。


「起きたか?」

背後から聞こえた声に振り返ると、上半身裸のクロコダイルの姿。
シャワーを浴びたのか、髪から雫が落ちる。

『うん・・・えっと・・・』

「二日酔いは?」

『大丈夫・・・』

ベッドに運ぶつもりが勝負になって寝落ちしてしまったと謝るクロコダイル。


「・・昨日の夜の事覚えてるか?」

妙にスッキリした頭で昨夜の事を思い出そうとしてみる。
6杯のカクテルを飲み干したところまでは覚えているがその先となると、所々記憶が無い。

『・・社長が来たぽいところまでなら』

「そうか・・」


病院を抜け出したのか・・
騒ぎになってたらどうしょう・・・

「後は?」

『よく覚えてないです。
多分醜態を晒したんでしょうね、済みません』

こうゆう時は素直に謝るしかない。
だが、この現状はあまりにも凄すぎる。

座っている私の目線に合わせる様に腰を落としたクロコダイル。
その表情は、複雑そうだった。

「俺の代わりにハンコックかカクテルを贈ったそうだな。
その言葉は知ってるか?」

一気に顔が赤くなったのが自分でも分かった。

「知ってるか。
それが俺の本心だと思ってくれて構わねぇ」

『えっ・・だって、あれって・・・』

「俺の本心だ。
疑うならまたカクテルをに贈るまでだ」

何なら胡蝶蘭の花言葉をもう1度確かめてみろ
と、言ってクロコダイルはそっと私の頭に手を伸ばし、髪へ唇を落とした。

『・・・っっぅ・・』

「言いたい事も知って欲しい事も・・
俺が知りたい事も沢山ある。
が、今日はこれぐらいにしておく」

覚悟してろ 次は逃がさねぇと、クロコダイルは私に囁いた。





fin





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