第20章 SHEPHERD’S PURSE
唇を噛み締め耐えていると急にゾロの指が口内へ差し込まれた。
「唇が傷付く、噛むなら俺の指でも噛んでろ」
『ひゃぁ!』
スカートとショーツが剥ぎ取られた。
器用に片手で脱がされた服は、無造作にベットから落ちる。
「痛いなら言え、声も我慢するな」
何をするの?
と、思った瞬間、ピリッと身体を走る痛み。
『っっぅ!!』
「狭ぇな・・」
『ゾ、ゾロぉっ・・無理ぃッッぁ・・・』
まだ1本だ。
と、言うゾロの声に涙が溢れた。
本当にこんな事みんなしてんの?!
これが気持ち良くなるの?!!
痛みが身体を強張らせた。
「こっちを見ろ、目を開けろ」
痛みに耐える為に硬く瞑っていた瞳を開ける。
そこには、何故か苦悶の色を浮かべるゾロの顔。
『・・ゾロっ』
「そうだ、しっかり俺を見てろ」
『きゃっ・・ぁっ・・っぁん・・・』
指の動きとは違う。
何かを優しく撫でられた。
「へぇー、こっちが好きか?」
まだある口内のゾロの指のせいで口が閉じれない。
隙間から溢れ出す吐息、喘ぎは我慢する事が出来なかった。
「その声が聴きてぇ、啼け」
『・・っあん、ゾロッッ・・・ゃ・・ぁっ・・』
口から指を抜かれても、もう声を我慢する事が出来ない。
ゾロの動かす指に合わせて快楽の渦が身体を犯す。
ペロっと、指の感触とは全く違う。
足の間にゾロの頭があると気付いた時には、もう何も考えられなかった。
『やぁ、ゾロ、何か・・ぁっ、くるぅ・・・』
慣らされた身体はもう、私の言う事を聞いてくれない。
襲いくる未知なる波に頬を涙が伝う。
「大丈夫だ。
辛いだろ、イケよ」
吐息が敏感な部分にかかる。
指の動きに合わせ、舐め上げ吸われた途端
パンッと私の身体の何かが弾けた。
意識が真っ白になったんだ。
オマケ→