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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第18章 AGROSTEMMA





「、俺が悪かった」

目線の高さを同じにして、謝るその瞳、表情は真剣だった。
こんな謝り方されたもう、何も言えない。

『・・私の方こそごめんなさい。
恥ずかしくて・・・』

無視した事を謝ったつもりだった。

「そうだな、簡単に他の男共に唇を奪われるとはな」

えっ?
そっち?!

『いや、あの!』

「キスで許す」

『・・・・・はい?!』

一瞬、思考回路が止まった。
私の頭は社長の言葉が理解出来ないみたいだ。

「からのキスで許すと言っている」

許すも何もわたしの唇は、私のモノだし。
何より一体どうして社長のみたいな事を言うんだ!?

「許して欲しくないのか?」

『・・・』

従う必要は無い。
無理ですと突っぱねればいい。
だけど、何故か出来なかった。
心が決めかねている。

「どうするんだ?。
俺にキスしたいのか?したくないのか?」

『・・ここで社長にキスしたら私は悪女ってヤツですよ』

「クハハハハッ・・・
、お前はもう充分悪女だよ」

悪女の何が悪い?と、問われれば何も言えなくなる。

腰に当てていた社長の手がゆっくり私の背中を這い上がる。
ゾワゾワとした感覚に背筋が伸び、顎が上がる。

後少し動けば、もうすぐそこに社長の唇がある。

「フッ、焦らしプレイか?」

『ち、違うッッ!ーーーッッ!!』

軽く重なった唇。
重なっては離れ、何度も合わさる。

『・・・っぁ・・・んんっ』

深さを増していく。
隙間なく這う舌の動きに翻弄されるまま、酔い痴れた。








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