• テキストサイズ

全ての色は白から 黒バス(アニメ沿い)夢小説

第4章 勝てねぇぐらいがちょうどいい



「それでは!試合を再開します!」


全面になっただけあって、先ほどまで練習していた生徒がギャラリーとなり、そして、黄瀬が引きずり出された。

「お待たせ。」

「やっと出やがったな…」

「スイッチ入ると、モデルとは思えねぇ迫力出すな。」

日向の言葉に黒子は注意を呼び掛ける。

「伊達じゃないですよ。中身も。紫苑さんの一番弟子ですから…」






最後の言葉を聞いたものはいなかった。その言葉が何を意味するのか、リコの目は今までよりも大きく開いていた。







「(凄い…改めてみると化け物だわ。)黄瀬涼太…え?」

紫苑も思わず振りむいた。黄色い声援、ギャラリーは男子だけじゃなかった。ファンの呼びかけに、黄瀬もにこやかに手を振り返す。そのたびに声が大きくなる。






「な、なんじゃい?!」

日向は思わず飛び上がった。

「あぁ、あれ?あいつが出るといつもっスよ。っていうか…」

笠松はとたんに走り出すと黄瀬に飛び蹴りをかました。

「てめぇもいつまでも手とか振ってんじゃねぇ!しばくぞ!!」

「いってて…もう、しばいてるじゃないっすか。笠松先輩!」
/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp