第3章 本気です
福田「1-D、福田寛!自分はヒトの為になるのが好きなので、先輩が助っ人を募集というのを聞き、迷うことなく入部を決めました!!」
降旗「1-D!降旗輝樹!好きな子が俺が何かで一番になったら付き合ってもいいって言ってくれてる!だから俺はバスケで一番になろうと思う!…これでダメなら俺、入部できなくていいっす。」
リコ「ある意味感動した。ね?紫苑ちゃん?」
紫苑「…え?あぁ、はい。私も皆さんの手伝いをします。」
リコは笑顔で頷くと振り返り次の人を促した。
リコ「次は?!」
黒子「スミマセン。」
リコ「ひっ!」
黒子「僕声張るの苦手なんで、これ使ってもいいですか?」
黒子が持ち上げたのは、拡声器。
リコ「どこから…」
黒子がグラウンドに向かって今まさに言おうとしていたその時。
「こらぁ!またかバスケ部!!」
先生が怒り心頭で入ってきたのだ。
リコ「くっそ!もうちょっとだったのに!」