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【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?

第4章 皆との1週間


『スミマセンデシタ。フザケタトイウノハウソデス』


嘘?じゃあ何か理由でもあるっていうの?

………てか、カタカナ表記止めろ。

読みづらい。


『メタ発言は控えてください』


貴女もね、ミューズ。


『…………それで、今ネックレスが光ってますよね?』


話し戻しやがった。

………まあいいや、話し進まないのも困るし。


『ネックレスが光るには、いくつか条件があるんです』


条件?

それって一体何?


『条件は3つ。まず1つ目は、姫香の周りに貴女自身が心から信じれる人がいるということ』

貴「……!」

月「ヒメちゃん……?」


急に僕が驚いたのか、林ちゃんが聞いてくる。

それより僕は、ミューズの言葉に驚いた。

辺りを見回すと、確かに信用してる人はいる。

でも、心からってなると………、今の僕に思い当たるのは“4人”だけだ。


『その4人で合ってるでしょう。他の3人も信じているでしょうが、貴女が心の奥底から絶対的に信じているのは、彼等だけです』

貴「(クスッ」

日「お、おい……。大丈夫か?」

貴「はい。………今、ミューズの言葉に嬉しくなちゃって」

寿「さっきまで怒ってたのに?」

貴「だって、皆を絶対的に信じてるってミューズから言われて、嬉しくなっちゃって」

「「「「?」」」」


皆を、4人の方を見ながら言うと当の本人たちは首を傾げた。

確かに、出会ってからの日数を考えると林ちゃん達の方が信用できるはずなんだろう。

でも、今4人にした話を3人にしたときは証拠の品もあったっていうのもあったから。

ほら、あの中学の学生証。

あの学生証、前いた世界の中学の学生証なんだよね。

ま、当時の記憶ないから本当のことはわからないけど、そんな学校この世界では存在しないようだし。

けれど4人は、簡単に信じてくれた。

だから、誰よりも信用できるようになったんだろうね。


貴「僕、向こうの世界でも信用できる人はいたよ?でもね、QUARTET NIGHTの皆以上に信用できる人はいなかったんだ。生きてきた中で一番信用できるの、カルナイの皆なんだ」

「「「「///」」」」


そう言われて恥ずかしいのか照れてるのか、顔が赤くなってる皆。

今言うべき野ではないと思うけど、ホントここ最近皆の赤面姿見る。

風邪流行ってんのかってぐらい。
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