【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第4章 皆との1週間
カ「………おい。ミューズとやらに聞くことはできぬのか?そいつが、ヒメカをここに連れてきたのだろ?
貴「……あっ………」
やばっ、そうだよ、ミューズがいたよ。
全然話してないから、微妙に頭から抜けてた。
カ「その様子だと、忘れてたようだな」
貴「…………//」
馬鹿とか言いたいんでしょ。
どうせ僕は馬鹿だよ。
それなりに成績は良かったけど、変なとこで頭抜けてるのは自覚してるもん。
天然ボケではないだろうけど、結構そういう事前もあったし。
貴「………それじゃあ、聞いてみる」
美「今?」
貴「?、うん」
寿「何々?どうやってやるの!?」
嶺二が身を乗り出して聞いてきた。
そんなに気になるのか?
………それもそうか。
普通、女神の存在すら怪しいもんな。
『今、我のことを馬鹿にしませんでしたか?』
あっ、久しぶりミューズ。
『お久しぶりです。それで、何気なくスルーしませんでしたか?』
さあ?なんのこと?
『………………もういいです』
勝った。
寿「?、ねぇねぇ、どうしたの?てかネックレス光ってない?」
貴「はっ?」
嶺二に言われてネックレスを見てみると、確かに光ってた。
紫色で光ってるから、何か怪しく見えるけど。
あの超次元サッカーのアニメに出てきた隕石の光色に見えるんですけど。
『怪しいとは失礼です』
てかこれどういうことだよ。
何で光ってんのよ。
おかしいでしょ、前光ってなかったでしょ。
『なんとなく光らせてみました』
貴「………」
寿「………ヒメちゃん…………?」
黒「おい姫香」
貴「……ん?あ、あぁゴメン。ちょっとミューズにムカついちゃって★」
蘭丸に声をかけられてようやく気付いた僕。
今の僕、かなり怒ってるから不本意に近づくのはお勧めしないよ?(ニコッ
『…………冗談ですよ』
貴「冗談で済んだら警察要らねぇよ」
カ「(ビクッ」
美「?、どうしたの、ヒメカ。かなり血圧上がってきてるよ?」
貴「いやぁ、ミューズがふざけるもんでちょっと怒ってた★」
「「「「「「「;;」」」」」」」
今の僕を見て全員が冷や汗搔いてるのがわかる。
でもね、怒らずにはいられないんだよ。
今ふざけて良い時ではないでしょ?★
嶺二じゃないんだから、ね★