【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第4章 皆との1週間
月「でも、何で知ってるの?」
貴「………僕の秘密、忘れた?」
月「………そうだったわね(苦笑」
林ちゃんに日向さん、シャイニーさんには違う世界から来たことは話してる。
そこの世界で、貴方たちが有名だということも。
だから、簡単なプロフィールや、人によっては過去についても知ってる。
美「秘密……?」
寿「なになに?ぼくちん気になるな~」
貴「フフ。女に秘密は付き物、だよ?(パチ」
「「「「!!//」」」」
最後にウインクを付けたら、皆の顔は真っ赤。
そんなに不細工だったかな?
だって皆、怒ってるから顔赤くしてるんでしょ?
貴「じゃ、アップルパイとそれに合う紅茶用意してくるから、座って待ってて」
カ「………ハッ)ま、待て。俺も行く」
貴「そう?わかった」
カミュが放心状態から解放されると、僕に着いてくる発言をした。
何故放心状態だったかは知らないけど。
まあカミュのことだから、着いてくる理由は砂糖とかね。
かなりの甘党だから。
あ、僕もそれなりの甘党だけどそこまではいかないからね?
カチャカチャ
キッチンに着くと、早速僕は冷蔵庫からアップルパイを出し、紅茶の準備をした。
意外にも、カミュも手伝ってくれている。
自分の優先だけど。
………でも改めて見ると、砂糖の量がヤバいな。
一体一日に何袋消費してるんだよ。
カ「………ん?どうかしたか」
僕がカミュの方を見てる視線に気づいたのか、聞いてきた。
知っていることとはいえ、やはり驚く。
貴「………いや。砂糖の量に驚いてるだけ」
カ「そうか?これぐらい普通だ」
………この人将来絶対糖尿病になるよ、絶対。
大事なので二回言いました。
カ「それにしても、姫香は菓子作りができるのだな」
貴「お菓子作りというより、料理が得意分野でね」
カ「なら、今度ケーキを作ってくれ」
流石甘党。
常に考えてることは、お菓子とか甘い物ですか。
………でも、料理が得意でよかった。
カミュに、お菓子を提供できると思うと嬉しくてね。
ついそう思ってしまった。
貴「………良いよ。その変わり、美味しいケーキ屋さん教えてよね」
カ「良いだろう。オフの日にでも俺の一押しを教えてやる」
貴「それは楽しみ」