【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第4章 皆との1週間
カ「な、何がおかしい……(//)」
貴「クスクス。いや、たださっきの嶺二と似てるなぁって思いましてね」
カ「なっ……!!//」
寿「ヒメちゃんそれどういうこと!?」
思ったことを言うと、カミュはわかりやすく反応した。
声とかには出してないけど、二人も多少ながら反応していた。
嶺二と同じにされたのが嫌だったのかね。
わかるよ、その気持ち。
そして嶺二は何かと反応してきた。
貴「だって、さっき名前で呼ばれた時の嶺二、照れてたんでしょ?(クスクス」
寿「ああ!?それ言わないでよ!!」
貴「ははwホント面白いww」
ホント、初対面の人で人見知り発動しなかったの、この人達が初めてだよw
この人達だったからこそ、なのかな?
あっ、日向さんに林ちゃん、シャイニーさんは別ね?
あの時は非常事態だったし。
美「………はぁ。レイジと一緒にされるのは嫌だけど、これからよろしくねヒメカ」
黒「よろしくな」
カ「………よろしく頼む」
貴「……、(ポカーーン」
………今の僕は放心状態に近いです。
さっきまで嶺二をからかって面白がってたところにいきなりあれだよ?
嬉しすぎて泣いちゃうかも。
貴「!、あ、うん。よろしく」
もう少し嬉しさに浸ってたかったけど、あまり放心状態になってるのも悪いし、すぐさま答えた。
一瞬敬語で言いそうになったけど、何とか普通に言った。
僕としても、敬語は外したい。
こう見えて僕、敬語めんどくさがる人だから。
年上は基本敬うけどね、敬語はやっぱ面倒なんだよ。
表情とかに出さないだけで内心、そう思ってるんだよ。
ガチャ
と、会話に一区切りついたところにタイミングよく誰か来た。
と言っても、この寮に現在いるのはここにいるメンバー以外には一人しかいない。
月「あら。皆ここにいたのね。アタシ一人だけ除いてお茶なんてズルいわ」
貴「僕は林ちゃんのこと待ってたよ」
月「ホント?」
貴「勿論。だって、朝作っておいたアップルパイ、まだ食べてないし」
月「アップルパイ!?(キラキラ」
おうふ。
林ちゃんの好物の名前を出した途端、途端に目が輝きだしたぞ。
貴「林ちゃん、アップルパイ好きだったよね?」
月「そうよ」