【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第4章 皆との1週間
そう言って荷物を受け取る林ちゃん。
改めて見ると………、かなり多い;;
女の僕でも呆れるぐらいの量だ;;
寿「ねぇねぇ!あれ、全部ヒメちゃんの!?」
貴「まさか………と言いたいところだけど、そのはずなんだよね……。林ちゃん、あの中に自分の分も入れてるんじゃないかな~」
いや、これホント。
あれ全部僕の物のはずなんだけど、ちょっとどころか、かなり多い。
……あ、もしかしなくて皆様子が変だったのはこの量を見たからか。
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あの後林ちゃんに聞いてみると、自分の分も頼んでおいたらしい。
自宅にも送ったようだが、ここに何着か置いておきたいらしい。
「何で?」と聞いたところ、「ヒメちゃんとお泊りがいつでもできるように!!」だそうだ。
この文脈からして、急に泊りに来ることも考えられる。
林ちゃん、ホントに男かよと思うほ、女の子らしい行動をする。
月「ふんふふ~ん♪」
そして、当の本人は鼻歌を歌いながら空き部屋に自分の服を閉まっている。
流石に性別の事を考えてわきまえたのか、男子寮の方に持っていってる。
そして僕は、ホールでカルナイの皆とお茶をしている。
荷物の整理は、って?
勿論、もう済んだよ。
美風先輩が手伝っちゃったせいで。
なんでも、僕の部屋の中を把握しておきたいだって。
よくわからなかったけど、美風先輩には逆らえないので大人しく手伝ってもらった。
「ぼくちんも手伝う!!」とか嶺二がほざいてたけど、僕と美風先輩は華麗にスルー。
そのせいでショボンとかしてたけど、「今夜からあげ作ってあげる」と言えば、一気に元気になった。
単純だよね。
寿「いや~、ヒメちゃんのからあげ楽しみ!!」
貴「はいはい。味は保証しないからね、嶺二のは」
寿「ヒメちゃん酷い!!」
貴「嘘だから。ちゃんとしたの作るよ。でも、美味しいかどうかは別だけど」
寿「それでもいい!!」
サラッ
寿「ふぎゃっ!!」
貴「ww」
いや~w面白いww
また嶺二が抱き着いてきそうだったので躱したら、ソファーに頭ごと突っ込んだww
傑作ww
しばらく笑い止まんないわ、これww