【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第4章 皆との1週間
ガチャ
貴「月宮さ~ん?」
リビングのドアを開け中に入ると、帽子をかぶって支度のできた月宮さんがいた。
仕事ではないのにも関わらず、相変わらず女装している。
しかも私服姿で、そこら辺の女子より活けてるのが不思議で仕方ない。
この人は本当に男の人なのだろうかと疑ってしまうほどに。
月「ヒメちゃん!準備できた?」
貴「はい」
月「なら行きましょう!」
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月「着いたわよ!!」
貴「大きい………」
マスターコースの寮を出て向かった先は、本日開店されたショッピングモール。
中には服屋に本屋、食品売り場に100均、薬売り場に花屋など、色々な店がある。
勿論、レストランもあるので、一日中そこで買い物ができる。
しかも、歩いて15分ぐらいのところにあるから、とても便利。
月「さ!まずは服を見に行きましょう!!」
貴「はい!!」
ウィーーン
自動ドアが開き中に入ると、奥には大きな噴水があった。
ベンチなどもあり、休憩場といったところだな。
貴「服とかは…………、2階にあるみたいですね!」
月「それじゃあ、早速2階に行ってみましょう!!」
エスカレーターで2階に上がると、そこには服だらけ。
このショッピングモールは、階ごとに売っている物の種類をそろえてるみたいだ。
1階は食品売り場や薬売り場など、食に関するもの。
2階は服や靴など、衣類やアクセサリーに関するもの。
3階には100均があり、他には小物や文房具など日常で使うもの。
4階には本屋に花屋に、それから楽器屋。
5階にはインテリアや電気用品に関するもの。
6階にはゲームセンターや子供が遊ぶ場所に、ペットショップがある。
7階にはアニ〇イトではなくアニメート。
8階にはレストランなど、食べる場所がある。
そして屋上に、地下1階には市場。
ここだけである程度の物はそろっちゃうのだが、1日で全部は回れそうにはない。
今日は、生活するうえで必要不可欠なものを買いに来たのだ。
月「ほらほら!ボーっとしてないで、早く行くわよ!」
貴「あっ、はい!!」
タッタッタッ
ちょっと考え事してるだけで、月宮さんはずんずんと進んでいく。
どうやら、見たいところは決まっているらしい。