【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第3章 見知らぬ世界
自分でいうのもなんだけど、結構長かった~。
………てか、この人たち少しぐらい反応したらどうなのかね。
話終わってからというもの、一言も発してないんだけど。
早「んん!!決めましたー!!!」
貴「(ビクッ」
ちょ、いきなり大声出すなよおっさん、驚くじゃねえか。
………いや、本当の年齢わかんないしな~。
おっさんではなくて、おじいさん………はないな。
早「Miss.ハルネ、やっぱりヘンなこと考えちゃってマスねー!!」
………この人やっぱエスパーだよ。
本当に人間か疑いたくなる。
早「But!今はそんなコトより、重大な発表がありまーシュ!!!」
月「重大な発表?」
日「………どうせ、こいつに関することだろう」
貴「(ビクッ」
早「That's right!!流石龍也サンですネー」
………嫌な予感しかしないのは何故だろうか?
この人のことだ。
ミューズの話が出たときにでも、僕を事務所に入れるとか考えてたんだろう。
フラグだって?
知ってる。
僕としてはありがたい話だけどね。
この世界での暮らしについての心配がいらなくなるのだから。
………でもまぁ、波乱の展開にしかならないんだろうけど(遠い目
早「ズバリMiss.ハルネ!You!シャイニング事務所でアイドルか作曲家になりなシャーイ!!!」
「「はぁ!?/えっ!?」」
貴「……やっぱりそうなりますか」
早「フッフッフッ。Youはこの事を予測してたようデスネー」
貴「……まぁ、ね」
シャイニング早乙女って、アイドルや作曲家の育成とか好きそうだしね。
大抵他人任せにするんだろうけど。
………でも、ちょっと気が引ける…。
話事態はありがたいんだけど、こう見えて僕、人見知りなとこあるんだからね?
この三人の時は人見知り発動する暇がなかっただけで、こっちが知ってたとしても初対面の人はちょっと無理。
貴「………シャイニング早乙女さん、アイドルか作曲家のどちらかは、また後日でも」
早「………わかりましたー。デハデハ、退院した日にでも返事お願いシマース!!」
貴「(コクッ」
早「では、バイバイビー!!!」
パリーン
………どうやっても窓割ってくんだね。
病院の先生たちに、後で謝っておかなくチャネ。