第2章 血濡れた世界
ガチャリ
扉を開け、部屋の中に入る
赤葦の姿を見た及川と岩泉は目を丸くした
「園子は調べ物があるらしいので」
赤葦が説明すると二人は納得したように頷いた
「えっと....」
ひょこりと岩泉の影から顔を出した少女
赤葦は彼女に軽く解釈し、及川は口を開いた
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「状況は分かりました」
「赤葦。俺らはもう少しここに居るから園子か花巻か松川にあと頼むように言ってくれねえか?」
岩泉がその場を去ろうとした赤葦を呼び止め、要件を言う
「分かりました」
そして赤葦は今度こそ姿を消した