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蜜月の熱に酔わされて。(ハイキュー R-18)

第16章 今度は君の手を引いて。(白布賢二郎)






お前がずっとあの人に憧れてるの、知ってたから。






俺はお前が傷付かないように見てればいいって。

俺は頑張る背中を見せていれば大丈夫だって。

それでいいと思ってきたんだ。





なのに、







「賢ちゃん………っ」




どうしてあの人じゃなくて俺の元に来る。
どうして俺を抱き締める。


あぁ…それでいいって思ってたんじゃない。



それでいいって自分に思い込ませていただけだ。









ーーーーーー『今度は君の手を引いて。』








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