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蜜月の熱に酔わされて。(ハイキュー R-18)

第11章 再び窓は閉められた。(国見英)


「下着…もう意味なさそうだな」
「あっ…!」

スカートを捲られ、脚から下着を抜かれた。
ぐっしょりと濡れた秘部が国見の目前に晒される。

「あき、ら……私が、勝手に烏野を受けたから怒ってるの…?」
「…そうだけど、違う」
「違う、の…?なら…どうして……っあ!」


濡れ光る秘部に国見の長い指が沈められる。



「…俺がいなくても平気って顔してたから、怒ってる」
「……あぁっ…!」


自分はが居ないと嫌なのに、はそうじゃない。
自分は側に居てほしいと思うのに、はそうじゃない。



それが、悔しい。



「あっあっ…はぁ…んっ!だ、め…!」

国見の指が見つけたある一点。
そこを擦ると声色が変わる。

「ダメ…っ、あき、ら…私、イッ…ちゃ…」
「イけよ」
「ふ、ぁ…あぁぁぁ……っっ!!」

のナカが自分の指を絞めつけたのがわかった。
は目を閉じたまま肩で息をして呼吸を整える。


カチャカチャと言う音で目を開けた。


「……!」

それは、ベルトを外す音。



『俺がいなくても平気って顔してたから』彼はそう言った。

「……平気なわけ、ないっ、」

涙を堪える震えた声。

「英が、これから毎日居ないんだよ?平気なわけ、ないでしょう…!?」
「は……?だって、お前…」

今まで隠して平気な顔してたのに。
それが違うって言うのかよ。


「ウジウジメソメソしてたら英に、心配掛けちゃうから!…いつまでも、お荷物でいるの、嫌だから…!ひとりでも、ちゃんと…っ、そしたら私、英に好………っ!!」

最後の言葉はキスで遮られた。

堪えていた涙は言葉と一緒に溢れ出し、頬を流れてはベッドに落ちてシーツにシミを作る。


「………お前は、ホントに…」
「あきら……?」
「俺への気遣いの仕方、間違ってる…」
「……?」


お荷物でいい。
心配掛けていい。
ウジウジメソメソしてていい。


全部、俺の前でなら。



「余計な頭、使うなよ…」
「ん、あ…っ?!」

会話で忘れていたさっきまでの刺激。
国見の男根がナカへと挿入ってきたのだと2秒遅れで理解した。








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