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蜜月の熱に酔わされて。(ハイキュー R-18)

第6章 ブラック注意報。(影山飛雄)


そのまま、上とお揃いの黒のショーツはスルリと足から下ろされしまいった。

「…触んぞ」

影山くんの手が私の足の間へ伸びてくる。
完璧なトスを生み出すその指が、私の中へ。
体を重ねる度、この瞬間だけは何故だか影山くんにイケナイ事をさせているみたいでドキドキしてしまう。

その指はバレーの為にあるのにって、そう思ってしまうから。

でもその気持ちとは裏腹に早く…掻き乱して欲しいとも思ってしまうの。


「んんっ…!」

期待していた快感が私の体を痺れさせる。
影山くんの指はすぐに私の一番弱い所を探り当て集中的に攻め立ててくる。

「あっ…!やぁぁ…っん!声、出ちゃ…!」
「だから出せっつってんだろ…!」

静かな部室にぐちゅぐちゅと言う卑猥な音だけが響く。
恥ずかしくて私は必死に影山くんにしがみついた。

「もう…わた、し…!ダメ…!ぁっん!イッ…!」

絶頂を迎えた私は影山くんの肩に頭を乗せて乱れた息を整えていた。





その時だった。





「携帯、部室にあっかなぁー?」
「スガ、鞄ちゃんと見たのか?」
「んーー」


あの声は、澤村さんと菅原さんだ。
ここに今来られてしまったら……っ!

焦って影山くんの顔を見上げた次の瞬間、


「………っぁ、!!」

突如、体を快感が貫いた。

辛うじて声は抑えられたものの、影山くんの動きは止まらない。

「んん……っ!だ、め…影山く…」
「はぁっ…キツ…」
「あっあぁ……!!」

いつもより、明らかに大きい。
私の入り口が普段より慣らされていなかったせいか?
ううん、それを抜きにしたって…大きいよ…。

これじゃ…声が…。


ピリリリ…ピリリリ……

部室の外で携帯の着信音が聞こえた。


「あーっ!あった!」
「なんだ、やっぱり鞄か」
「アハハ…悪い、大地」
「あったならいいさ、さー帰んべ帰んべ」
「おー」

遠ざかる二つの足音。
動きを止め、息を潜めてそれを聞いていた。

話し声も聞こえなくなった頃、影山くんが口を開いた。

「バレなかったな」
「~~~っ影山くん!」
「あ?」
「いきなりっ、その、だから…驚くでしょ!?」
「…これか?」
「あっ…やぁ…!あぁ…!」

再びユルユルと動き出したソレに私はまた翻弄されていく。
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