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[進撃の巨人]この残酷な世界で

第4章 日常


壁にもたれかかり
腕を組んだ彼を
窓からの月明かりが照らす



「…リヴァイさん
団長にお話ですよね?

私はもう部屋に戻りますから
どうぞ…」



リヴァイは黙ったままを見つめる



見つめる、というよりかは
睨むの方が正しいだろうか


リヴァイの目は普段にも増して鋭く
その目でを射抜く



「…リヴァイ…さん?」



すると突然

壁に押し付けられた



「きゃっ……!!」


顎をくっと掴まれ

唇を奪われる




いきなりのことで
何が起きているのか
理解できていないをよそに


唇から首へ…


リヴァイの唇は移動する



「…いたっ……」


首を少し噛まれたところで正気に戻り




なんとかリヴァイを押しのけることに成功した



「…リヴァイさん…⁉

なん、で…急に……」



「…お前のせいだ


明日の夜、俺の部屋に来い」




それだけ言い残すと
リヴァイは廊下の暗闇に溶けていった






(……私の……せい………?)
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