第3章 調査兵団
「え⁉あれは…⁉」
「は直接見るのは初めてだったっけ?
大丈夫、あの巨人は…エレンだから」
エレンだと言われたその巨人は
先ほどの捕獲対象の巨人が動きだそうとしている所を抑え込み
何度も何度も…地面に殴りつけていた
「これが…エレン…?」
エレンだとわかっていても
見た目は巨人そのもの…
ものすごい力で殴るエレンに
少し、恐怖を覚えた
「ちゃんとエレンの意識もある
だから大丈夫
必ずこの巨人を捕まえられる」
しかし足首の傷跡もすっかり完治した相手の巨人は
格闘技を駆使しエレンを吹き飛ばすと
また壁に向かって走っていく
「あいつ…‼壁の外へ逃げる気だな‼」
「全員急げ‼逃がすな‼」
エレンとたちは急いで後を追いかけた