第3章 調査兵団
「きゃぁーーーーーー‼‼‼なぜ巨人が⁉」
「ここは内地だぞ‼こんなところに巨人…
ありえない‼」
「逃げろーーー‼巨人が現れたぞー‼‼」
崩壊する街…
逃げ惑う人々…
「これはやばいかもねぇー…
よし、君たち‼
君たちは民間人の避難を優先させて‼
…憲兵団の奴ら、どうせ酔っ払いばかりで動けないだろうからねん」
ハンジはすばやく数名の部下に指示を出し避難にむかわせた
「んじゃ、残りは巨人捕獲にむかう‼」
(…この感覚久しぶりだ
こわい…怪我で長いこと前線を離れていたせいか…
体の震えがおさまらないっ…)
「」
「あ…ハンジ分隊長…‼」
「大丈夫、大丈夫だから
誰も死なせはしないよ
…だから、心配しないで
思いっきりやったれー!」
「あ…っ‼はいっ‼
ありがとうございます‼」
(ハンジ分隊長…
よし、大丈夫
私は…やれる‼)
「ハンジ分隊長ー‼前方から目標来ます‼‼」
「…?壁にむかってるのか?
全員戦闘体制‼
あいつを足止めする‼」
「「「了解‼‼」」」
(…きた‼‼)
は屋根伝いに立体機動を使い
すばやく進み目標までの距離を縮め
巨人の足首めがけて切りつけた
ザシュッ…‼
ザシュッ…‼‼
斬撃は二つ…
「え…?誰⁉」
が切りつける直前にもう一人誰かが切りかかっていた
「あ‼…ミカサ‼」
「、ありがとう‼」
(よかった‼ミカサは無事だった‼
だから大丈夫…エレンとアルミンもきっと無事!)
二人の斬撃により足首に大きな傷跡を残した巨人はバランスを崩し倒れこんだ
「よくやった‼二人とも‼
さすが訓練兵団主席とNo.2だな‼」
「しかし、またすぐに立ち上がります‼
…ミカサ、エレン達は⁉」
「大丈夫、あそこ」
え…?とミカサの指指した方を見ると
もう一体の黒髪の巨人がこちらに猛スピードで走ってきていた