第3章 調査兵団
それから数日後…
調査兵団本部はなにやら慌ただしくなる
今回の作戦失敗について
王都のお偉いさん方に責任を問われることになった
と同時に
あることも決まった
それはエレン・イェーガーの身柄を政府預かりとすることー
エレンは巨人化できる人間として
憲兵団からは恐れられ
解剖して調べるべきだ
との声も出ていた
しかし調査兵団はエレンの存在は
必ず人類の糧になるとし
調査兵団で身を預かることにしていた
が…
今回の作戦の失敗で
それも白紙に戻り
エレンは政府に引き渡されることが決定
後日、エルヴィン団長とリヴァイ兵長とともに
エレンは王都へ向かうことに
その日までになんとかしようと
エルヴィン団長は王都へ向かったきり
帰ってこない
そのため兵団内の仕事は全てリヴァイに回ってきた