第3章 調査兵団
コンコンー…
「リヴァイさん持ってきました
…じゃあ、足…めくりますね」
リヴァイはイスに腰かけ
ボーッと手当てされるの見つめていた
ブーツを脱がし裾をめくって足を出すと
リヴァイの左足はひどく腫れ上がっていた
「…これでよく今まで歩いてましたね…
完全に折れてるじゃないですか…」
「こんなのツバつけときゃ治る」
「切り傷じゃないんですから…」
「ちょっと触りますよー…」
「…ちっ…いてーなバカ」
「バカはどっちですか…」
手慣れた様子でパパッと手当てを進めるを
リヴァイはすることもなく
ただ、見ていた
「…よし!これで大丈夫かなー?
リヴァイさん終わ………
あれ…
寝てる………?」
テーブルに肘をつき
こっくりこっくりと居眠りをしていた
「よっぽど…疲れてたんですね…」
(…また、仲間を失ったんだもん
リヴァイ班は…特に信頼してた仲間
だったんじゃないかな…)
はリヴァイの体にタオルケットをかけると
隣のイスに腰をかけて
一人考え事をしていた