第2章 再び
5年前と同様、大通りは人だかりができていた
エレンと一緒に調査兵団がくるのを待つ
(調査兵団に入れば…今度はこうやって見てる側じゃない…!見送られる立場になるんだ…!)
そんなことを考えドキドキしていると
「きたぞー‼調査兵団だ‼」
はパッと顔を上げ
人混みの向こう側を見つめた
誰かが先頭にいる人物に声をかける
「エルヴィン団長ー‼巨人どもを蹴散らしてくれー‼」
調査兵団の長い列の先頭にいる人物
あの人がエルヴィン団長…
その後ろにいる人物を見てエレンが声をあげる
「リヴァイ兵長だ!1人で一個旅団並の力があるってよ!」
(す、すごい…一個旅団並って………
ん…………?
リヴァイ…兵長…?)
何かを思い出すような不思議な感覚ー…
の記憶が5年前に遡った