第7章 裏切り者
「またここに来ることになるとはな…」
巨大樹の森 入り口
「リヴァイさん!巨人の足跡と
多数の馬の足跡があります」
「エレン…!!
リヴァイ兵長!すぐ行きましょう!!」
「…ああ」
(わずかだが…地響きが聞こえる)
「行くぞ!辺りを警戒しろ」
森の中に入っていく
地面には多数の巨人や馬がかけた跡があり
地面はえぐれていた
前回の調査での犠牲者の物であろうか
道の端に
少し薄汚れた刃の折れた超硬質ブレードが転がっていた
「…………」
(ここが…巨大樹の森…
エレンから聞いた話だと確かここでリヴァイ班は……)
その時
激しい地響きと大きな呻き声が聞こえた
「なんだ!?」
「エレン…!!?」
ミカサはスピードを上げた
「あ…ミカサ待って!!」