第8章 過去
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「失礼します。」
菅原「あぁ、。」
「お疲れ様です。」ペコ
菅原「今は、麻酔で眠ってる。」
「ふぅ、、まだ早かったんですかね。」
菅原「そうかも。でも、ちゃんとできる子なんだ。すっげぇまじめだし。夜遅くまで勉強してさー(笑)ほんっと、いい子なんだよ。」
菅原さんが谷地さんを見る目....
「菅原さん。」
菅原「ん?」
「....お父さんみたいになってますよ?」クスクス
菅原「はー。?(笑)」
「はは、(笑)菅原さん、あとは、私がついてますので。大丈夫ですよ!ゆっくり休んでください。」
菅原「おう、頼んだ。」
「はい。」
手術後は、神経を酷使した後だから。
なるべくゆっくりしないとね。
いつなにがあるか分からない。
........
谷地仁花ちゃん。
1個下か。
私にもいろいろあったなぁ。
お偉いさんにコーヒーぶちまけたっけ?
あぁ、でもやっぱり、なんといっても、手術で助けられなかった.....。
私が殺してしまった患者さんの顔が思い浮かんでしまう。
谷地「......ん、、、っ、」
「おはよう。大丈夫?」
谷地「.....すみません。」
「大丈夫よ。どうしたの?」
谷地「...急に....怖くなって...。」