第5章 胸部外科医
菅原side
「おまたせしました。」
菅原「っああ、助かる。谷地さん、下がっていいよ。」
「??」
谷地「す、、っ、すみませんっ、、、」
菅原「悪いな、呼び出して。その子は麻酔科の新人で...」
「あぁ、谷地さん?大丈夫。そこで見てて?」ニコ
マスク越しに微笑む。
菅原「頼む。」
本来ならば、麻酔科医がすることを、胸部外科医のに頼んでいる。
申し訳ないと思う反面、こんなに心強いと思える医者はほかにいない。
麻酔外科医から胸部外科医になった。
知識の量も、手際も半端じゃない。
谷地「.....わ、、ぁ、、」
ヤッちゃんに実践は、まだ早かったかな...。
「ふぅ、安定しました。」
菅原「さんきゅ。」
「谷地さん。ほら、次は出番だよ...?」
谷地「あ、や、、」
「大丈夫、大丈夫。わかんなかったらちゃんとフォローするから。ゆっくり。落ち着いて。」ニコッ
頭ポンポンって、イケメンかよ。
谷地「ふぁいっ、、!!が、がんばりまふっ、、!」
「ん。菅原さん、後は、よろしくお願いします。」
菅原「おー。サンキュ。」
後輩の背中押しも男勝り。
安心するわーー。(笑)
さて、あと一息。