第3章 俺の妹
黒尾「!!助かる!」
おもわず、先生の手を握る。
「いいですよ。そのくらい。」ニコ
まさか。
今まで、馬鹿にされると思って。
相手にされないと思って、妹の存在を隠していたのに。
初めて話した人がよかったのか。
すっげー楽になったきがする。
それに、本館に勤めて4年目。
赤葦の同僚。
初 本館の俺にとっちゃあ、大きい。
「...先生..?...黒尾先生??」
黒尾「あ、わりぃ!」
「ふふっ、はやく行かないと、赤葦くんまってますよ!」
黒尾「あ、そうだった!わり!お先に失礼しマス!!」
「はい、お疲れ様でした。」
黒尾「あっ、このことは、まだみんなに内緒にしててもらっていいデスカネ?話したの、先生が初めてで。」
「承知いたしました。」ニコッ
口元に人差し指を当てて微笑む先生。
黒尾「じゃ、また明日。」
「はい♪楽しんでください。」ニッ
まじ、第1会議室で会ったときからおもってたけど。
かわいい。
美人。
まぁ、ヤバイ。
承知いたしました。 か...。
初めて、その言葉にキュンとしたわ....。(笑)