第3章 俺の妹
黒尾side
「??なんでもどうぞ?」
黒尾「はい...。先生は、この病院に来て何年目ですか?」
「んーっと、入ったのは22だったから....4年目ですよ。」
黒尾「まだ最近なんっすね!」
「はい♪それがどうかしましたか??」
黒尾「いや、実は、俺、先生の1つ上で、1つ下に妹がいんだよ。ちょうど、先生と同い年の。」
「あ、そうなんですね!妹さんも病院で?」
黒尾「さあな。俺の妹は、俺が生まれた次の年に生まれて、行方不明だ。」
「??」
黒尾「で、俺は、その妹を探してんだよ。」
「???どこにいるかも、わからない妹さんをどうやって探すんですか?」
黒尾「俺の妹はここで生まれた。」
「!それで?この病院にいるとでも?」クスクス
そうだよな、普通、信じないよな。
でも。
黒尾「ああ。そのためにここにきたようなもんだからな。」
「もしかして、話って、これのことですか?」
黒尾「まぁな!センセイに話しときゃ、コソコソしなく済むと思って。」
「ああ。なるほど。」
黒尾「そんで...」「お手伝いできることなら、なんでもしますよ。」ニコッ
!!!!!
黒尾「え?まじで。?」
「まじです♪」